おりひめ神社の鳥居のふもとで木の作品を展示していた
studio fujinoの藤崎均さんからもメッセージが届きました。
その一部をご許可をいただいて、こちらでもご紹介しますね。
今回、特に印象に残ったのは、購入いただく作品の種類でした。
お求めいただきやすい日用品より、花器、ジュエリーボックス、小箱がよく動いた事です。
より生活を豊かにするようなものに、ご来場の方々のご興味が集中したしたように思えます。
今回、私たちにとって新たな起点となる時期に、
工房からの風に出展させて頂いたように思います。
私も日頃の仕事も見直し、クラフトの仕事を進める為に、
生活の糧にしていた仕事も一部お断りをしました。
次に進む為に、覚悟する機会を頂いたように感じています。
新たな起点に来た時に、また応募できたら良いなと考えています。
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「工房からの風」の個性は、「クラフトフェア」というより「展覧会」であることです。
どの作家さんも一度自分を振り返り、じっくり考え、悩み、
制作に取り組み発表する場という意識があるように思います。
あと、地元の人達の関心度です。
一般のクラフトのイベントは、興味のある人が遠方から集まる印象。
『工房からの風』は、遠方のクラフトファンも勿論多く来場されていましたが、
毎年とても楽しみにしていると話してくれる地元の人が多く、
地元に愛されている展示会なのだと感じました。
2日間、多くの人の笑顔が見れて、楽しく充実した時間を過ごさせていただきました。
studio fujino
藤崎 均/東川 裕子
イタリアでの生活が長かったおふたりが、帰国して暮らしと仕事を整えたうえで応募くださった今回。
ここを新たな起点としてくださるとしたら、これからの豊かな進化を、
来場者の皆様とともに、応援し、楽しみにしていきたいですね。
galleryらふとでのワークショップなども、ぜひお願いしたいと思っています。